2009 @ kurb gallery
時がたつにつれて、
全ての「新しいもの」も「昔のもの」になる。
「モダン」な東京も「過去」の東京になる。
自分が今から約3000年後に生まれたと想像すると、
この21世紀の東京が面白いものに見えてくるはずだ。
日常生活に普通に溢れているものが普通でなくなり、
まるで、現代の私達がエジプトのピラミッドに
興味をもつのと同じように、
ただのツナ缶でさえ、リサーチの対象になるだろう。
・・・これは何?どのように使われていたのか?
考古学者が化石や遺跡を採取して拓本を取るように、
私達は周りのものを掘り起こし、東京の跡を採った。